ねもぷらす

ふぁいんでぃんぐねもの日記。プログラミングとか育児とか

文書は早く楽しく書きたい。

http://staff.aist.go.jp/toru-nakata/sotsuron.html

目からウロコなストーリー。卒論はじめる前にこういうの知ってればなぁとX年前を振り返りつつ、論文ではなく仕様書・設計書にも当てはめられるのではと奮起しました。

↓無意味
第2章: 高速配達郵便
本章は、高速配達郵便について説明する。

びっくりした、自分の書いた文章が引用されてたかと思った。


オススメの書き順はこの際入れ墨にしておいてもよさげ。「難易度の低いものから書く」ってのが仕様書・設計書に適用できるかワカメだけど、こんな感じで情報を整理していくと良いのかな?

1. 必ず書かなければならない内容*1でウォーミングアップ
2. 画像群を手配。使うものはそろえてしまう
3. 作るドキュメントのゴールってか結論を一覧表にする
4. どんな技術を使うか(Apache やら REST やら… 箇条書き程度のもの)
5. 実装内容、注意点のメモ
6. 参考文献ってか過去に書いたドキュメントからの引用メモ
7. その他の部分(難しい部分は当面は短く書く)

狭く深く書き進めると、システムの全体像というより自分自身が見えなくなるので注意。広く浅く書く。


システムが完成するまでの短い時間しか使われない*2から根つめて書くより「必要なこと」だけ書けばよいわけで。「必要なこと」こそ「みんな知りたい情報」だとすればみんなが知りたいことって一体なんなの? <- 今ここ。


考え込むと凹んじゃうから、名言を集めておく*3。web上の情報に自分用メモつけるのって NG?酔った勢い。

  • 新しい意味を伝えることが、命題の本質である。 ― ウィトゲンシュタイン
  • 私は天才ではない。ただ、一つの事に人よりも長く付き合っただけだ − アインシュタイン
  • 下手な写真は、被写体への接近が足りない ― ロバート・キャパ
  • 著者が読者の寛容を乞うのは無益である ― Louis Symond
  • 他人の文章の善し悪しはわかるが、自分の文章はわからない ― 宮脇俊三
  • こんな論文で学位を取ろうだの、笑止千万だ! ― 海原雄山w
  • 普段はもっと素直な文章を書くでしょう? せっかく面白いの書けるのに個性殺してちゃ勿体ない ― 祐天寺良一
  • 賢人のように考え、凡人のように語れ ― アリストテレス
  • 大切なのは平凡な言葉で非凡なことを語ることである ― ショーペンハウエル
  • 命題は古い言葉で新しい意味を伝えなければならない ― ウィトゲンシュタイン
  • 複数の新しい変化を、いっぺんに試すな ― The Edsel Edict, Gerald Weinberg
  • 実験にかかる莫大な費用・労力・時間・失敗を考えれば、速戦速勝が最良の方策である ― 孫子
  • やらなきゃいけないことをやるだけさ。だからうまくいくんだよ ― Bob Dylan
  • 論文を書いてから実験する ― ランドシュタイナー
  • 勝ってから戦え ― 孫子
  • 自然の真理を知りたければ、優しく尋問してもだめである。自然を拷問にかけるべし ― ロジャー・ベーコン
  • 敵の主力軍を、我が方の望む場所と日時に誘き出し、一気に決着をつける ― 孫子
  • みんなと逆のことをやれば、だいたい正解である。大多数の人間は間違っている ― マーヴィン・ミンスキー
  • 敵の虚を衝けば快進撃できる ― 孫子
  • 直せなかったら機能にしてしまえ ― The Bolden Rule, G. M. ワインバーグ
  • 回り道をしているように見せかけつつ、実はゴールに先着するように策戦を立てろ ― 孫子
  • それは仕様です ― 某MS
  • 頭だけ働いていて、体が止まっているのは不自然である ― 楳図かずお
  • 僕たちは、街行く人が足を止めてくれるように、できる限りのことを全て行って、一枚のポスターを完成させた ― ウラジミール・ステンベルク
  • すてておけ!そんなものに心動かされたことはない! ― 森川久美『天の戴冠』
  • 私はこの論文を感傷的にならないように努力して書いている。それでもなお、真理を書いたつもりで、グチを並べているだけではないかと不安になる。 ― スタンダール、『恋愛論』

*1:論文なら謝辞

*2:そして読むのは自分だけ

*3:自分に当てはまるのは太文字で